2012-01-01から1年間の記事一覧

絵画に対する違和感

今日は、何かやってるかなと思って愛知芸術センンターへ行ったら 一水会名古屋展をやっていたので観てきました。 いろいろな絵が沢山あって、面白かった。 観ながら思ったのは、惹き込まれるものとそうでないものがあるということ。 特に人物画、何を考えて…

ミッシングリンク

谷脇康彦さんのミッシングリンクを読みました。 デジタル大国日本再生というサブタイトル、いいですね。 名古屋大学で講演をお聞きしてこの本に興味を持ちました。 さすがに現状分析が的確ですね、日本の情報通信産業はデジタルエコシステムに対応出来ていな…

マネーボール

マネーボールを観ました。こういう映画とても好きですね、決して成功の物語ではない。 けれどその人そのものの人生を生きている感じ。 一難好きなシーンは、やはり自分の信念を貫こうとして 監督が使っている選手をトレードして使わせないようにする所。 大…

直感力(自分を信じる力)

羽生善治さんの直感力を読みました。 私は、気になるページを折り曲げておく癖がありますが この本は、ほとんどの部分が折り曲げられてしまうくらい共感する部分が多かった本です。 生き方や成功するためにはといったノウハウ本や薄っぺらな内容の本が多い中…

尾根のかなたに

尾根のかなたにを読みました。 きっかけは、WOWOWでドラマ化したのを観たのと あの日航機墜落事故が題材だったからです。1985年(昭和60年)は、私が社会人となった年であの事故の8月12日の夕方は タクシーに乗っていて飯倉の交差点あたりでラジオ…

丸山正樹さんの「ウェルカム・ホーム」

「小説すばる」11月号に掲載の丸山 正樹さんの短編「ウェルカム・ホーム」読みました。老人ホームで働く今時の若者?27歳の日常が描かれています。 丸山さんは、福祉というとても難しい題材に取り組んでいますが 具体的で偏らずに書かれている所にとても…

よろこびの禅

昨日会社で急にお腹が痛くなって、名駅の行きつけの病院で視てもらっても原因が分からなくて 紹介状を持って総合病院で急患でCTを撮ってもらったらやっぱり尿道結石! 5年前に大阪の単身赴任時代にもやったことがあったので2回目です。 それにしても痛かっ…

阪急電車

阪急電車を観ました。この映画では、地方から出てきた女子大生役の谷村美月さんが良かったですね。 ちょっとすっとぼけていて、好奇心旺盛、楽しいな。宮本信子さんは、あいかわらずの圧倒的な存在感、潔くて気持ちいい。 ということで有川浩さんの原作を読…

イタリアからの手紙

塩野七生さんのイタリアからの手紙を読みました。 この人の文章いいですね、後書きにもありましたが 何故これほどまでに夢のように美しいイタリアを描けるのか? それは、彼女の精神の美しさにあると。 日本とは文化や風土が違う世界、イタリア。 この風土を…

ローマから日本が見える

塩野七生さんのローマから日本が見えるを読みました。 千年続いたと言われるローマの歴史、現在の混迷を水平的な見地だけでなく 歴史という垂直的な見地から確認することの大切さを改めて感じました。 佐々木さんのエッセイでも指摘されているようにリアリズ…

ユーモアで行こう

きんちゃんのユーモアで行こうを読みました。 きんちゃんは、テレビからユーモアのあるものがが消えてしまったと言っています。 空気がふっと軽くなる、顔がふっと崩れてしまうのがユーモア、今は笑いばかりだと。 同感です、テレビはお笑いばかりで疲れます…

マイケル・サンデル教授

マイケル・サンデル教授の質問将来、危機が発生した場合にあなたは政府、もしくはブログやTwitter、非公式のWebサイトどちらを信頼しますか? 放射線の線量についてなど、正確な情報源としてどちらを信じますか? ⇒会場はほぼ半々、少し政府が多いくらい。 …

レキシントンの幽霊

レキシントンの幽霊を読みました。私たちの人生で真実怖いのは、恐怖そのものではありません。・・・ 何よりも怖いのは、その恐怖に背中を向け、目を閉じてしまうことです。 そうすることによって、私たちは自分の中にある一番重要なものを、 何かに譲り渡し…

神の子供たちはみな踊る

村上春樹さんの文章はくせになるという あまり読むとつらくなるので早く抜け出さなければ。 この短編集の中で好きなのは、かえるくん、東京を救う です。 アパートに帰ると2メートル以上のカエルがいる そのカエルが東京の大地震を起こす巨大ミミズと戦う。…

デフ・ウ”ォイスを読みました。

良かったですね、丸山さんにはどんどん作品を出していってほしいと思いました。 本を読む面白さは、自分には経験をしたことが無いことを知るというということが在ります。 まさに私はろう者の世界を知らなかったし、ましてはコーダ(Coda)の存在、境遇には…

ネット・バカ

A氏の紹介でニコラス・G・カーさんのネット・バカを読みました。 IT業界に働く者としては、とても興味深いものでした。 ITという知的テクノロジーの進歩が人間へ及ぼす影響。 もはやこのツールを使わないで生活するという選択はないと思いますが こういうこ…

東京奇譚集、村上春樹さんの作品です。

相変わらず気になる文章を書きますね。 何か大切な言葉を散りばめている。あるピアノの調律師をしているゲイの言葉かたちのあるものと、かたちのないものと、 どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ。 それがぼくのルールです。壁…

阿川佐和子さんの聞く力を読みました。

阿川さんって面白いですね。 TVタックルを見ていてもあのまっすぐな質問がとても楽しい。 ひょっとしたら聞く力は話す力よりも人間力が必要かもしれないですね。 時代が本物というか本質を知りたがっているのだろうと思います。聞く力―心をひらく35のヒント …