丸山正樹さんの「ウェルカム・ホーム」
「小説すばる」11月号に掲載の丸山 正樹さんの短編「ウェルカム・ホーム」読みました。
老人ホームで働く今時の若者?27歳の日常が描かれています。
丸山さんは、福祉というとても難しい題材に取り組んでいますが
具体的で偏らずに書かれている所にとても共感出来ます。
特に好きなところは、『一人で飲んでいてどうしようもなく寂しくなった時』という場面。
こんな経験は誰にもどの時代にもあるのだろうと思いますが、それを素直に表現出来る所が素晴らしい。
あとは、鈴子さんの大好物のとんぺい焼き。どこかでこだわりのものが出てくる、気になるのです。
次回作にも期待です!
- 作者: 小説すばる編集部
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: 雑誌
- 購入: 2人 クリック: 49回
- この商品を含むブログ (3件) を見る