東京奇譚集、村上春樹さんの作品です。

相変わらず気になる文章を書きますね。
何か大切な言葉を散りばめている。

あるピアノの調律師をしているゲイの言葉

かたちのあるものと、かたちのないものと、
どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ。
それがぼくのルールです。壁に突きあたったときにはいつもそのルールに従ってきたし、
長い目で見ればそれが良い結果を生んだと思う。
そのときはきつかったとしてもね

これもとても抽象的な言葉で
何を想像するのかは恐らく違うかもしれないけれど
こういうことが大切だと、納得してしまう。

今の世の中、そのときはきついけれど選択をすべきときかもしれない。

東京奇譚集 (新潮文庫)

東京奇譚集 (新潮文庫)