東京奇譚集、村上春樹さんの作品です。
相変わらず気になる文章を書きますね。
何か大切な言葉を散りばめている。
あるピアノの調律師をしているゲイの言葉
かたちのあるものと、かたちのないものと、
どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ。
それがぼくのルールです。壁に突きあたったときにはいつもそのルールに従ってきたし、
長い目で見ればそれが良い結果を生んだと思う。
そのときはきつかったとしてもね
これもとても抽象的な言葉で
何を想像するのかは恐らく違うかもしれないけれど
こういうことが大切だと、納得してしまう。
今の世の中、そのときはきついけれど選択をすべきときかもしれない。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 文庫
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