犀の角たち

犀の角たちを読みました。
きっかけは、著者の佐々木閑さんの日々是修行 -現代人のための仏教100話-を読み返すと
釈迦も数学者も真理の探究するという点では同じ世界の人であると書いてあるのが気になって、この本に辿り着きました。

この本で

脳作用の解明によって科学全体が大きく変容していく時代が到来している

と言っています。
 
量子論の考えを素直にまっすぐに伸ばしていくと多世界解釈になるように観察者によって違う結果となってしまう
それでは観察者という人間とは何かということだろうか?
 
結果がたくさんある、でも何もしなければ結果もない。
良い結果になることもあれば、悪い結果となることもある。
 
ひょっとしたら、結果そのものにもあまり意味が無いのかもしれない。

犀の角たち

犀の角たち