今日よりよい明日はない

この本は、玉村豊男さんの長野県にあるワイナリーを訪れたときに選んだ本です。
その時に偶然にご本人にお会いすることが出来、とてもいい時間を過ごすことが出来ました。
 
題名の『今日よりよい明日はない』はポルトガルの言葉で
毎日を満足して暮らせればそれで十分だという思いだそうです。
 
この言葉を借りて、玉村さんはこう語っています。
 
決して未来を悲観するということではありません。
そうではなくて、今目の前にある現実を楽しもう、ということなのです。
いまそこにない、わけのわからないものを追いかけずに。
 
玉村さんと出会ったとき、まるで古くからの友人に会ったかのように接して頂きました。
目の前にある現実を楽しむ、今共有している時を大切にする、そう思うように意識する。
この玉村さんとの出会いも、私がワイナリーへの道を間違えて(よくやってしまいます)
引き返す途中で、たまたまあった道の駅でトウモロコシとか果物とかを買いこんで
そこでそばを食べることになって、ようやく着いたワイナリーでいいところだなーなんて
うろうろしていなければ無かったわけですから、それでよかったのかもしれません。

今日よりよい明日はない (集英社新書)

今日よりよい明日はない (集英社新書)