1Q84 BOOK3を読み返しながら2
1Q84 BOOK3を読み返しました。
やはり小説のまとめ方は難しいですね。
どうにか辻褄を合わせなければならないし、ハッピーエンドにもしたい。
気になったのは牛河。不気味ですが、今の世の中こんな人が増えているような気がします。先が見えない、無い。
天吾が、両親の結びつきについて語る言葉。
『人生とは単に一連の理不尽な、ある場合には粗雑きわまりない成り行きの帰結に過ぎないのかもしれない』
天吾と青豆の再開できたタイミングについての会話。
『いや、そうは思わないな。これでいいいんだ。今がちょうどその時期だったんだよ。どちらにとっても』
この辺の言葉が、私は気に入っています。