東北の大地震

3月11日、午後発生した大地震

交通機関が、完全にマヒしてしまったので会社から歩いて帰って来ました。
道々いろんな光景が・・・、みんな足早にどこかに消えて行きました。

  • それほど親しくない会社仲間と差し障りの無い会話をしながら歩くサラリーマン
  • こんなときなのにいつもと変わらないかのようにジョキングする人
  • 多くの女性社員を引き連れて自慢そうにスマートフォンで位置情報を語るダンディ
  • ヘルメットをかぶって楽しいそうに遠足のように仲間と談笑する若人
  • 横断歩道でクラクションを鳴らす車をイラついて蹴飛ばす乱暴な人
  • 公衆電話で心配そうに電話している女の人
  • 観光気分で入れるファミレスを探しているおばさん
  • 頭巾をかぶらせた子供を自転車に乗せて帰宅するお母さん
  • とても来そうに無いバスを待っている人たち

道路は大渋滞、歩いている自分のほうがはるかに速い。
浜離宮の暗闇の傍らを歩きながら久しぶりに寒い夜を歩いている自分に気づく。
コンビにも大盛況、吉野家の牛丼も行列、携帯をみんな持ってそれを眺めている。
必要なものはまず安全、そして情報と食料、そのあとは各自の判断。

東京は地震の被害は少ないようだけれど
どうしても家に帰りたい不安な気持ち、帰宅困難者の問題は深刻だ。