ブッダの教え

時間つぶしで何気なく寄った東京駅地下の本屋さんで出合ったアルボムッレ・スマナサーラさんのブッダの教えを読みました。ブッダの教えを易しく書いてあり読みやすくてお勧めです。

生きがいを無理に求めることなく、ただ生きていけば良いと語っており、無常の理解について『今やっている行為に気づく』というのが良かったですね。

方丈記にある『行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず』と常に変化していくという現象をなんとなく分かったような分からないような気がしていましたが、『瞬間瞬間の現象に気づいていくことによって、心は穏やかになり、充実して生きることが出来る』と語っているように一瞬一瞬を感じながらその他愛のない妄想を感じるだけで良いというのは、生きていく知恵としてとても役に立つと思いました。